今日はコレが言いたい

仕事の悩み、共働き、恋愛、家族、節約の話など、働く女の雑記帳です。

【男は〇〇な女が好き】小太りでダサい母は、なぜかめちゃくちゃモテる

 「モテる女」を「自分から能動的にモーションをかけているわけではないのに、本命としてめちゃくちゃ大事にしてくれる男が途切れずにいる女」と定義します。よくナンパされる、付き合った人数が多いというだけでは、本記事の「モテる女」と認定しません。

 

 美人でスタイル抜群でおしゃれな女性がモテるとは限りませんよね。むしろ、そうゆう高嶺の花系の女性って、変な男にひっかかってたり、行き遅れてたり、あまり幸せつかんでない人が多くないですか?

 逆に、要領が悪くて見た目も垢抜けない、人に見下されやすい女友達が、がっちり幸せつかんだりしますよね。

 

 わたしの母が、まさしくこのタイプ。頭も気も弱く、小太りで、メイクも下手、若いころから茶色い服ばかり着ているという、絵に描いたような冴えない女なのですが、昔から困ったときはいつも男が助けてくれる人生を歩んできたのです。

 まずは祖母から聞いた、母の中学時代の武勇伝を紹介します。母は中学3年生のころ、太っていることや頭が悪いことをクラスメイトにからかわれ、半年ほど不登校になってしまいます。しかし、担任の先生(男)が毎日のように家に訪れ、熱心に母を説得し、勉強が苦手な母でも入れそうな高校を見つけて、受験勉強まで手伝ってくれたそうです。先生のおかげで無事高校入学が決まった後、なんと母は先生から「高校を卒業したら結婚しよう。」とプロポーズされたというのです!そのあとの話は、テーマから離れてしまうため、今回は割愛します。

 その後、母は高校に入学しますが、ギャルばかりの高校だったらしく上手くなじめず、1年半で中退し、コンビニでバイトを始めます。そこにお客さんとして来ていたおじさんにしつこく言い寄られ(パチンコの景品のチョコや口紅をプレゼントされていたらしい)困っていたところ、これまたお客さんのトラック運転手が「俺が守る!」とバイトの帰りに家まで送ってくれるようになったそうです。そして、急激にひかれあった二人は、母が17歳のときにできちゃった結婚するのです…!

 その後、実父は起業しますが失敗し、借金を負うことに…。母は結婚3年でわたしと弟を連れて家を出ます。女手一つでわたしと弟を育てると決意し配送のアルバイトを始めた母は、某大手企業でいつも荷物を受け取ってくれる4つ年上の男性社員と仲良くなり、子育てや離婚について相談をするようになります。男性社員はすぐ母を好きになりますが、実父は母との離婚を拒み続けます。それでも、男性社員は母を諦めきれず、離婚が成立するまでなんと10年も母を待ち続け、結婚したのです!しかも初婚!

 

 母のすごさは、ただ流されているだけということ。見た目を磨くことも、男に媚びることもせず、人生に流されているだけで、男が寄ってくるのです。その理由を、わたしなりに分析してみました。

 母は、娘のわたしに対してもまったく自慢を言いません。上記のエピソードも、それぞれ祖母、実父、義父から聞いたエピソードです。「お母さんバカだから…」「どうしよう…」が口癖で、下ネタも全く分かりません。そしてとっても素朴な見た目…

そう!俺でも行けそう感が満載なのです!

男は「俺でも行けそう」な女が好きなのです。

 また、素朴な見た目なら、男受け狙いすぎだろって思うようなカマトトぶった態度にも信ぴょう性が出ますよね。そして、ちょっと見下されちゃう冴えない女であるおかげで、女友達も油断して、足を引っ張ることもできないわけです。

 モテたければ、ちょっとダサい素朴な見た目を心掛け、カマトトぶりましょう。ポイントは、だれに対してもそのキャラを崩さないことです。計算だとバレれば、足を引っ張られる原因になります。